再び氷見に訪れました。
本日は、氷見市立宮田小学校の学童保育館にて、映像づくり教室に参加。
・映像づくり教室
映像づくり教室は、氷見市宮田小学校学童保育館にて、週二回、小学1年生から6年生を対象として、アートNPOヒミングの高野織衣さん、地域おこし協力隊の釜石拓真さんを講師として2015年夏から開催しています。
・「地域の良さを見つける視点」
映像づくり教室を手掛けてらっしゃる、氷見市地域おこし協力隊の釜石拓真さんにお話伺いました。
釜石さんは、映像づくり教室の目的は、映像制作の技術を身につけることではなく、地域の良さを見つける視点、そしてそれを表現する力を見につけることだとおっしゃっていました。
「ふるさとに愛着と誇りを持つ子どもが育ってほしい」という思いを持つ僕としても、すごく共感します。
・メッセージ性
今日は、子供たちが約一か月半かけて作成した映像の上映会。
最初はコマ撮り映像から始まった映像づくり教室も、いつしか子供たちによるドラマ仕立ての映像制作に。
今回は、2作品を鑑賞。
様々なロケ地での映像が編集されていることにも驚きましたが、
一番驚いたのが、作品から感じるメッセージ性。
ⅰかわいそうなおじぞうさん
ドラマ仕立ての作品。
「お供え物がないお地蔵さんがいたら、自分が食べたくても、お供えしてあげるくらいの優しさって大事。自分のことだけ考えてはいけない。」というメッセージを感じました。東京の満員電車に乗っている大人にしっかりと伝えてあげたいです笑
ⅱ「みんなであそぼう」
ドラマ仕立てというより、子供たちのありのままを表現した作品。
「遊ぶことって楽しいということを大人に伝えたい」というメッセージを強く感じました。
今回は、作品を上映するだけでなく、何を伝えたいのか、何を頑張ったかについての事前発表があっただけに、彼らの想いが伝わってきました。想像以上に想いが深くて、驚きでした。
・「地域の良さを見つける段階」へ
映像作品を見てもわかるように、今回切り取ったものは、「自分たち」。
上映会も終わり、いよいよ次から、「自己から他者」の段階、すなわち「地域や人の良さを見つける」という段階にチャレンジ。
今後が楽しみになってきますね。