・一週間のスケジュール(例)
・ミクロ経済学理論の原理 2(Principles of Microeconomic Theory 2)必修科目
・政策分析の統計的手法 2(Statistical Methods of Policy Analysis 2)必修科目
・地域経済発展理論(Regrional Economic Development Theory)選択科目
・カリフォルニア人口研究トピックセミナーシリーズ(California Population Research Topical Seminar Series)選択科目
・日本で学べることVS米国で学べること
今学期に考えていたことの一点目は、日本で学べることと米国で学べることのバランス。
日本で学べること
日本で学べることを英語で学習することは、正直非効率的です。ただ、通常業務を離れ、時間にゆとりがある中で、難易度の高いものにチャレンジすれば、得られるものは大きいと思っています。そういう意味では、今学期は、理想と実態がややずれており、残念。
米国で学べること
米国留学に来ているのだから、出来る限り米国で学べることを追求したいというのが基本姿勢です。ただ、現時点の英語力を踏まえると、難易度の高いものは、消化不良になるのではないかと懸念しています。賛否両論あると思いますが、徐々にレベルを上げていきたいです。
・ネットワーキング
二点目は、ネットワーキング。今学期は、Covid19の状況が芳しくなかったため、大半の授業がオンラインであり、普段よりもネットワークの新規開拓しづらい状況。特定の数人とは距離が近くなったものの、もう少し頑張れたのではと反省しています。
〇:米国人クラスメートに必修二科目(ミクロ経済学・統計)を教える
定量科目は、同級生の中でも比較的得意な方で、米国人クラスメートに毎週教えていました。自分の得意科目を他人に教えることは、負担がそこまで大きくない中で、自分の勉強にもなり、また、来学期に苦労するであろうアメリカ政治(必修科目)では、勉強の手助けしてくれる(Give & Take)らしく、まさに一石二鳥です。
〇:地域経済発展理論の事前質問投稿を利用して、積極的に絡む
地域経済発展理論では、毎週質問を投稿し、その後、クラスメートにコメントすることになっていました。投稿を読んで関心が近い・内容が素晴らしいと思った方に焦点を絞り、ラブコールのように毎週コメントをし、対面授業再開後の休み時間を使って、積極的に話しかけるという作戦を取りました。その結果、「あなたとは関心が近いと思うし、今後も選択授業等で一緒に勉強しましょう」と声掛けしてもらったので、一定程度成果はあったと思います。
×:必修二科目(ミクロ経済学・統計)の集団勉強会には参加せず
上記のとおり、特定の友人にはレクチャーしていたものの、集団の勉強会は、個人のレベルが様々なので、初歩の初歩から英語を用いてレクチャーするほどの気力はなく、参加を諦めてしまいました。自分が得意なものをGiveし、チャレンジしていれば、ネットワークが広がり、何かしらTakeできたかもしれません。
×:プライベートのイベントにはほとんど参加せず
コロナ感染の懸念や、家族との時間、学業時間との兼ね合いで、プライベートのイベント等にはほとんど参加できず。翌学期はもう少し頑張りたいところ。
・英語の勉強の方針変更
先学期の英語方針は以下の通りですが、今学期は若干変更。
・リスニング
生英語に徐々に慣れてきたので、モゴモゴバスターを卒業。
最近は、YouTubeで関心分野の英語を聞くようにしています。一定程度音声変化に慣れた後は、関連語彙の習得が重要である気がしています。
例1:ハーバード大学経済学部の Ed Glaeser教授。
例2:2021年ノーベル経済学賞受賞・MIT経済学部のJosh Angrist教授。
・スピーキング
先学期は、DeepLを用いて、論文等について可能な限り日本語でインプットしていましたが、やはり関連語彙習得には、英語でのインプットが欠かせないと感じており、なるべく英語で論文を読むように心がけています。
引き続き、Craig先生の指導の下、オリジナルボキャブラリーを作成していますが、なるべく英語の論文等の自然な表現を取り入れるようにしています。
英語発音トレーニング | アームストロング英会話 | 熊本市 (armstrongsensei.com)
また、下記の書籍(「英語のハノン」シリーズ)がとても評判がいいので、実践中です。引き続き頑張ります。
・成績
成績は以下のとおり。
・ミクロ経済学理論の原理 2(Principles of Microeconomic Theory 2):A
・政策分析の統計的手法 2(Statistical Methods of Policy Analysis 2):A+
・地域経済発展理論(Regrional Economic Development Theory):A-
今学期一番頑張った科目なので正直残念です。「英語で論文を読み、批評する力」はまだまだ不足しているのだと思います。トピックが米国国内における地域発展、大半が都市工学部生、日本人はただ一人という状況を鑑みても納得です。
・カリフォルニア人口研究トピックセミナーシリーズ(California Population Research Topical Seminar Series):S
こちらはLetter Gradeではなく、Satisfactory / Unsatisfactory評価です。
なお、累計のGPAは、3.950となりました。引き続き頑張ります。