8月8日の朝に開催された第131回霞が関ばたけに参加。
今回は、「森林・林業白書を通じて伝えたいこと」というテーマで、林野庁の田中生さんにお話伺いました。
・霞が関ばたけとは
霞が関ばたけとは、食や農をテーマに行っている朝の勉強会。
主催者である農水省の松尾さんもさることながら、参加者の方が前向きで、刺激をもらえる会です。
石川県赴任時に、地域における食や農の重要性に深く実感し、そういった関連の方にお話し伺う機会も多かったので、東京に戻ってからも勉強を続けたいということで参加するようになりました。
「霞ヶ関ばたけ」とは、食や農をテーマに行なっている朝の勉強会です。若手官僚、ビジネスパーソン、大学生などが集まっていて、食や農林水産業に関心がある人なら誰でも参加することができます◎
毎回1人ゲストをお招きして話を聞くとともに、参加者と一緒にそのテーマについて議論を深めたり、参加者同士の交流をつくる場になっています。(運営ページより)
・森林経営管理制度(森林経営管理法)について
森林・林業白書のうちでも、今年度の主要テーマを中心にお話いただきましたが、
その中でも、祖父母の故郷である鹿児島県指宿市で、持ち主の高齢化によって放棄された森林を目の当たりにする機会が多かったこともあり、森林経営管理法のお話が印象に残りました(平成36年度から年間一人あたり1000円課税される森林環境税も絡んできます)。
概要しか伺ってないので、浅い理解ですが、色々な課題はあるにせよ、経営管理がなされていない森林を有効活用できるようになることはとても良いことのように思います(空き家問題と似たような側面があるように感じました)。
・行政のアウトリーチの手段としての白書
社会課題や行政のシゴトを知ってもらうこと、そして、ジブンゴトとして捉えてもらうことは、政策の実効性を高めるうえでも非常に重要なのではないかと最近つくづく思います。
こういった観点で、白書は一つの有効手段のように思います。
受け身のスタンスではなかなか厳しいと思うので、田中さんのように講演なさるなど、読んでもらうきっかけづくりが今後の課題になってくるだろうと思います。
(参加者の中に、住民に身近な花粉症をきっかけにジブンゴトとしてもらうというやり方がよいのではないかという意見も出ました)
私も是非読んでみたいと思います。