ついに北陸新幹線が開業しましたね!
北陸新幹線と聞くと、昨年夏の加賀温泉郷まるごとキャンパス体験事業という東京大学体験活動プログラムを思い出します。
・体験活動プログラム
体験活動プログラムとは、東京大学の学部学生が今までの生活と異なる文化・価値観に触れるプログラムです。プログラムを通じて新しい考え方や生活様式を学び、「知のプロフェッショナル」に必要な基礎力である、自ら新しいアイディア発想力を生み出す力を身に付けます。
東京大学独自のプログラムとして平成24年度から国内外問わず実施され、ボランティアなど社会貢献活動、国際交流、農林水産業・自然体験や地域体験、学内研究室体験など、多様なプログラムで構成されています。
・加賀温泉郷まるごとキャンパス体験事業
加賀温泉郷まるごとキャンパス体験事業においては、加賀温泉郷が有する、温泉、歴史、文化、自然、風景、食など豊かな資源を活用し、市域全体をフィールドとして様々な体験や現地学習を行ないます。
それぞれは短い期間ではあるものの、体験活動を通して見聞したことを基に、少子高齢化に起因する、人口減少や、生産人口の減少という大きな課題を抱える地方観光地である加賀温泉郷に対し、再生の糸口となるような提案を示すこととなります。
・参加した理由・きっかけ
参加するに当たり、昨年の7月に書いた志望理由書を提出しました。
地方活性化に対しての初々しい思いが述べられてあり、初心を忘れないためにも掲載します。
以下、原文です。
①地域活性化への興味
僕は大学進学を機に上京するまで鹿児島で生まれ育ち、父親も地方公務員であったため、地方都市の地域活性化という分野にはかねてから興味がありました。
大学に入学後、一層興味が深まり、今後の少子高齢化社会を見据えたうえでどのように地域を活性化させていくのかという問題、どのように地域資源を生かし、新しい事業や雇用の創出に結び付けていくのかという問題を考えるようになりました。
「地域力おっはークラブ」という勉強会で、地域づくりについて学ぶようにもなりました。
②加賀と鹿児島の共通点
理由の2点目は、加賀市と鹿児島に共通点があり、加賀市も元気にしたいという思いが沸き起こったからです。
ⅰ観光に力を入れている点
鹿児島も、
・自然(桜島や霧島)
・歴史文化(明治維新の時に活躍した西郷隆盛や大久保利通、大河ドラマで取り上げられた篤姫)
・温泉(砂蒸し温泉などもある)
・食事(黒豚など)
といった様々な面に力を入れて集客しようとしています。
ⅱ新幹線開通
九州新幹線の全線開通は2011年と最近開通したばかり。
新幹線が開通するにあたり、
・二次交通はどうすればいいのか、
・九州県内での移動が簡単になったが、他県とどのような差別化を図ればいいのか
という問題が生じました。
このような問題点やそれに対してどのように対策を練ってきたかということを生まれの地で直に感じてきたという経験を生かし、
以上、2点になります。
昨年の7月と言えば、まだまだサークル中心の生活で、地方活性化についてほぼ考えていない時期だと思っていましたが、未熟ながら色々考えていたようですね(笑)
もっともっと成長できるよう頑張ります。