薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

「危機的な日本の中で生きる若者たちに」 柳田邦男

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国谷裕子著「キャスターという仕事」、読了。

 

クローズアップ現代」のキャスターとして、23年にもわたりご活躍なさった著者の考え方・姿勢は、洗練されており、非常に学びの深い一冊でした。

 

今回は、最終回のゲスト、柳田邦男さんの言葉について、です。

キャスターという仕事 (岩波新書)

キャスターという仕事 (岩波新書)

 

 ・危機的な日本の中で生きる若者たちに 八か条

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クローズアップ現代」の最終回ゲストは、柳田邦男氏。

 

番組で伝えたいメッセージとして、

事前に国谷氏に送付したのは、「危機的な日本の中で生きる若者たちに 八か条」。

非常に共感したので、シェアさせていただきたいと思います。

自分で考える習慣をつける。立ち止まって考える時間を持つ。感情に流されずに論理的に考える力をつける。

②政治問題、社会問題に関する情報(報道)の根底にある問題を読み解く力をつける。

他者の心情や考え方を理解するように務める。

④ 多様な考えがあることを知る。

適切な表現を身につける。自分の考えを他者に性格に理解してもらう努力。

⑥小さなことでも自分から行動を起こし、いろいろな人と会うことが自分の内面を耕し、人生を豊かにする最善の道であることを心得、実践する。特にボランティア活動など、他者のためになることを実践する。社会の隠された底辺の現実が見えてくる。

現場、現物、現人間(経験者、関係者)こそ自分の思考力を活性化する最高の教科書であることを胸に刻み、自分の足でそれらにアクセスすることを心掛ける。

⑧失敗や壁にぶつかって失望しても絶望することもなく、自分の考えを大切にして地道に行動を続ける。

私もこれらの言葉を胸に刻み、さらなる精進を重ねたいと思います。