石川県中能登町と台湾で撮影された、「ママ、ごはんまだ?」の先行上映に参加。
公開初日ということで、舞台挨拶もあり、大満足でした。
・概要
原作者は、女優でエッセイストの一青妙さん。
妹は、皆さんご存知の歌手、一青窈(よう)さん。
家族の絆、食を通した人と人のつながりがテーマとなっていたように思います。
あらすじ
歌手・一青窈の実姉でもある一青妙のエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」をベースに、台湾人の父と日本人の母の間に生まれた妙と、妹で歌手の窈の姉妹が、母が残したレシピを通じて、家族の絆を再確認するヒューマンドラマ。石川・中能登町の町制10周年記念事業作品として製作された。家族4人で暮らした東京の家を取り壊す時に赤い木箱が見つかった。箱の中に入っていたのは、古い手紙と20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳だった。レシピ帳を手にした妙は、どんなにつらい時でも料理で家族や周囲の人たちを幸せな気持ちにしてくれた母の姿を思い起こす。やがて妙と妹の窈は、一青家ゆかりの地の中能登町にある母の墓前で母の小さな秘密を知り、ある思いに駆り立てられた妙は、家族のもう一つのふるさとである台湾へと向かう。妙役を木南晴夏、窈役を藤本泉、母役を河合美智子がそれぞれ演じ、主題歌を一青窈が歌う。監督は「能登の花ヨメ」の白羽弥仁。(映画.comより引用)
「一青」という姓は、てっきり台湾由来かと思ったのですが、実は石川県鹿島郡中能登町一青という地名にルーツがあるようなんです。驚きでした。
「一青」と名付けられる集落には、かつて之止々(しとと)と呼ばれる霊鳥が群生しており、
その鳥の羽が青いことから、「一青」 の字をあてたのが由来とされているとのこと。
・地元が舞台の映画
会場は、中能登町の方々がたくさんいらっしゃって、中能登の景色が映るたびに歓声が上がりました。なじみの土地を舞台にした映画って素敵だなと思った次第です。
地域の良さを映像で残していくこと、とっても素晴らしい取組だと思います。
最近は、地域の側から映画を作ろうという動きも続々と生まれ、静岡県三島市の本気の映画製作を通じたまちづくり「みしまびとプロジェクト」が「地域に飛び出す公務員アウォード2016」に選ばれたばかりです。
・「石川県」が舞台の映画
のと鉄道にて、二三味珈琲。
石川県を舞台にした映画・ドラマは多数あります。
最近観たのは、石川県珠洲市を舞台にした「さいはてにて」。
二三味珈琲というお店をモチーフにしています。
のと観光鉄道で、二三味珈琲を味わうことは出来たのですが、
地方赴任中に是非一度お店に訪れたいと思っています。