氷見ソーシャルインターンを通して検討した事業案について簡潔にまとめました。
・概要
今回提案する事業案は、若者が地域の人を取材し、映像制作を通して「地域の魅力」に向き合い、考える力・伝える力を培う学外教育プログラム。
スマートフォンでの視聴に特化した1分弱の縦長映像コンテンツを、身近なデバイス(スマートフォン・タブレット・PC等)を用い撮影・編集。
教育・交流・PR効果があり、若者が行うからこそ 、親・取材先の方・地域住民が注目し、「発信・共有する文化 」が浸透していく。
皆が自らの知恵や経験を発信・共有し 、新しい取組が次々生まれ、課題解決される創造的社会を目指します。
・学内プログラムとの連携
どの年代、どの時期、どのような内容を行うべきなのかという点について、具体的検証を通じて検討を重ねています。
①小学生
氷見市地域おこし協力隊、釜石氏が宮田小学校の学童保育にて映像づくり教室を昨年の夏から継続。現在地域のCMづくりの段階に入っています。
②中学生
氷見市はスポーツ(部活動)が盛んということもあり、学外プログラムの実施は簡単ではありません。学校の先生方にお話を伺う予定。
③高校生
氷見高校のHIMI学受講生18人と連携し、試作プログラムを3/8・9の日程で実施。
④大学生
自らも試作。 氷見ソーシャルインターン、後半3人も試作予定です。
・頻度
最初は、単発イベントとして開始し、小さな実績を積み重ねますが、将来的には継続性を持ったプログラムにし、メディアとしての最適更新頻度を達成すべく、検討を重ねていきます。
・企業との連携
様々な連携も検討しています。
①Apple
・Ipad一台で、撮影編集可能であり、コストもそこまでかからないこと
・企業側にとってもCSRとなること
Appleと教育 - リアルなストーリー - Apple(日本)
を踏まえ、Appleとの連携も検討。
②電通
電通は、社会貢献活動として、CMづくりで伝える力を培う「広告小学校」プロジェクトを行っています。親和性が非常に高いのではないかと考えています。
③メディアキャンプ
メディアキャンプは、大学生が映像を使った発信方法を学ぶための短期集中合宿。
先日、代表の高橋弦さんにもお会いし、理念が共感するところが多かったので、何かコラボレーション出来ないかと検討しています。
メディアキャンプ | 「どうやったら伝わるか」を本気で考えぬく4日間
・完成作品イメージ
脇野谷内滞在で感じた温かさを伝えたいと思い、
1時間講義、3時間撮影、4時間編集で試作。
スマートフォン、PCを使用。
・スマートフォンでの視聴を想定した縦長のコンテンツを想定。
・基本的にはシンプルな構成で手軽に視聴できる長さの映像。(1分弱を想定)
・基本的に1つの動画に1つのメッセージ。
参考として、C CHANNELというメディアがあります。
・教育・交流・PR効果
①教育効果
映像制作を通じて考える力・伝える力を学習することが出来ます。
21世紀を生き抜く力を身に付けることができます。
②交流効果
若者と取材先の方との交流が生まれます。
③PR効果
若者の等身大の視点で切り取った氷見こそが、多くの人の共感(特に同世代の若者)を得るのではないでしょうか。
・氷見市の政策との関連性
2016年度の
・市役所新HP設立
・ふるさと教育×ICT事業開始(教育総合センター)
・ICT教育推進(電子黒板、タブレット、デジタル教科書充実の動き)
という流れに相性の良い政策。
現在、市が推し進めている
・My地方創生(一人一人のつぶやきをカタチにしていくこと)
・ファシリテーション文化
とも相性が良いです。
・創造的社会
今後の厳しい時代を生き抜くには、創造的解決が必要不可欠となってきます。
創造は多様性から生まれます。皆が自らの知恵や経験を発信・共有し 、新しい取組が次々生まれ、課題解決される創造的社会を目指します。
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