読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

広告小学校 CMづくりで、「伝える」を学ぼう

広告小学校―CMづくりで、「伝える」を学ぼう。

メセナアワード2014で「優秀賞(子どもクリエイティブ賞)」を受賞した、電通の社会貢献活動「広告小学校」プロジェクトについての一冊。

 

映像制作を通じた教育政策・交流政策を検討中であり、構想が非常に類似していて、驚きを隠せませんでした。

 ・広告小学校とは

f:id:naokils0546:20160223165449j:plain

CMづくりを通して、コミュニケーション力(伝え合う力)の基礎となる「発想力」「判断力」「表現力」「グループによる課題解決能力」を培い、汎用的学力の育成を目指す小学生のための授業プログラム。

 

電通がコミュニケーションを通じた社会貢献活動の一環として、東京学芸大学と3年をかけてカリキュラムを開発。

・広告小学校の目指すもの

文部科学省は、日本の未来を担う創造性豊かな人材を育成することの重要性を踏まえて、子どもたちのコミュニケーション力を培う教育を推進しています。

コミュニケーション力とは、自分の伝えたいことをうまく伝えることに留まらず、自ら深く考え、違う価値観を持つ他者との対話を通じて情報を共有し、相互理解を深めながら合意形成課題解決できることを指します。

子どもたちに、自分自身を見つめ、考えを伝え合うことの楽しさを知ってもらうことを目指しています。

・なぜ15秒のCM劇なのか

f:id:naokils0546:20160202192033j:plain

広告小学校では、子どもたち自身に「伝えたいこと」や「伝え方」を考えてもらい、それを15秒CM劇として表現してもらいます。

 

15秒のCMを選択した理由としては、以下の3点。

 

①子ども達の関心度が高い

CMは子供たちにとって親しみのある素材なので、全員が参加しやすく、楽しみながら取り組める

 

②「15秒」で伝えるための絞り込みが必要

15秒という限られた時間の中で何を伝えればよいか、情報を取捨選択する判断力が身に付けられる。

③相手の心を動かす表現の工夫が必要

受け手の心を動かすためにどう伝えればよいかを工夫することにより、表現力が培われます。

・授業を進めるのは学校の先生

f:id:naokils0546:20160223155758j:plain

授業を進めるのは、子どもたちと日常的に接している学校の先生

先生がすぐに授業を実施できるよう、DVD教材や学習指導案などの教材を無償で提供しています。

 

・3つのユニットで構成

f:id:naokils0546:20160223171126j:plain

広告小学校のプログラムは、段階を踏んで学ぶことで効果が高まるよう、3つのユニットで構成されています。

 

①第1ユニット 「CM入門」~「伝え合う力」の基礎を養う~

身近な商品をテーマに、CMづくりを通して、

発想方法、表現方法、グループワークなどの基礎を学びます。

 

②第2ユニット 「自分探検CM」~自己肯定感を高める~

自分自身をテーマに、自分が考える「自分らしさ」と

クラスメイトから見た「よいところ」を重ねながら、

一番伝えたい「自分らしさ」をCM劇で表現することで、

自己肯定感を高めます。



③第3ユニット 「公共CM」~社会とのつながりを意識する~

自分の身の周りの課題を発見し、グループでその原因、解決方法を考え、CM劇で伝えることを通じて、社会とのつながりを意識することや小集団での課題解決力を培っています。

 

非常に面白い取組。

是非皆さんも読まれてみてはいかがでしょうか。