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薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

刺激を与える人財に ~ラ・サール同窓会 金融部会にて~

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毎年恒例、ラ・サール同窓会金融部会に参加。

 

財務省大臣官房審議官(国際局担当)土井俊範さん「最近の中国経済情勢について」

・Globis Capital Partners マネージング・パートナー、(社)日本ベンチャーキャピタル協会会長 仮屋薗聡一さんベンチャーキャピタル産業の現在と未来」

 

という二本立ての講演後、懇親会。

 ・日本で一番詳しくなること

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懇親会にて、霞が関の大先輩の土井さんに、国家公務員として働くにあたっての心構えについてお話伺った。

 

・とにかく一生懸命に勉強し、納得して仕事をすること

最低限、自分の担当分野に関しては、日本で一番詳しいと自信を持って言えること

 

という2点を強調されてらっしゃいました。

この言葉を胸に刻み、来春から頑張ります。

・お金を通して、人を活かす

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今回、仮屋薗さんのご講演では、「お金を通して、人を活かし、社会に貢献していきたい」とおっしゃっていたのが印象的です。

 

①新体制で取り組むこと

ベンチャー創造

ライブドアショックリーマンショックの影響により、ベンチャー企業の新規上場数は激減。ただ、ここ数年、アベノミクスが追い風となり、活力が戻りつつあり、この調子で進めていく。

ⅱファンド創造

日本国内へのベンチャー投資額は米国内に比べ、20~30分の1

この差は、明らかに過少投資で、リスクマネーが還流していない表れ。

年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)等を継続し、資金を預かって運用できる能力を高めていく。

ⅲオープンイノベーションへの貢献

大企業ベンチャーの連携や産学連携地方発のベンチャー育成、グローバル化でつなぎ役を担っていくとのことでした。

 

②最大のボトルネック

最大のボトルネックは、人材

金融危機で失われた人材を育成し、能力向上に注力する方針とのことでした。

 

③新産業育成のハブ

国内総生産(GDP)をどう維持、成長させるかの観点においては、新産業創造は不可欠。新産業創造ハブとしての役割を果たしたいとおっしゃっていました。

 

 最後に、講演の中でも紹介された、ベンチャーキャピタリスト十二訓が非常にためになったので、記載しておきます。

ベンチャーキャピタリスト十ニ訓

一、
優秀な人材のいる場所、時間、きっかけを探せ。
そこに何度でも通って、一人一人と、仕事ではなく、しっかりと友人になれ。
やがて自分自身が、人材の集まる場となる。
二、
人との出会いは、全てがファン作りの機会。
自身の持っている経験や知識を、相手の立場に立って惜しみ無く差し出せ。
三、
投資する会社を探すな、投資するテーマを探せ。
それから適切な経営チームを探せ。
無ければコンバートを試みるべし。
そこが腕の見せどころ。
四、
お金を売るな、自分を売れ。
経営者から、投資・経営参画してほしい、と先に言われて、初めて上等。
五、
ベンチャーは、不確実性の塊だ。
出来ない理由を語れる人は、数多くいる。
その時こそ、自身がビジョン、戦略、経営者を信じきれるか今一度反芻せよ。
究極のリアリストであり、ロマンチストであれ。
不安を感じるところから動き出す一歩に、あなたの進化が始まる。
六、
経営陣に対し、評論家然、投資家然とした態度で臨んではならない。
中長期を見据え、功を急がず、燦然と進むべき方向を指し示す北極星のごとき存在であれ。
七、
最先端の経営知が、日々ベンチャーが直面する課題とトライ&エラーの中で生まれている。
経営支援は、決して机上では学べない。
あなたは、数多くの優秀な経営陣とその最前線を共有し、ベストプラクティスのハブになれ。
八、
ベンチャーは、逆境の塊だ。だが、困難は進化の礎。
嵐にあってこそ、より迅速に動き、
泰然自若、笑顔を忘れるな。
それが、皆の勇気につながる。
九、
誰にでも、撤退すべき時は必ずある。
最悪なのは、ものごとにこだわりすぎ、致命傷になるまで深追いしてしまうことだ。
撤退する時は、全速力で。そしてその失敗を、必ず次の糧とせよ。
十、
経営者にとって、投資家の言葉は重く鋭き斧。
厳しきことを言う時こそ、一呼吸置き、相手の心相を汲む優しさを忘れるな。
十一、
Exitでは、天時・地利が不可欠である。それに備え、見極めよ。
ただし、遂行においての最重要は人和となる。
くれぐれも人事を尽くし、
ことあらば人の痛みを引き受けよ。
十二、
時を経て、一旦の成功を為し得た時、かつての夢見る若き起業家は、
先進の経営者に、新卒だった若者は頼もしいマネージャーとなっていることに、
あなたは気付き、そして共に喜びを分かちあうだろう。
その永かった道程に、あなたは真の報酬を見出だす。

二宮さんと僕が運営しているラ・サール大学での講演にも快く引き受けてくださいました。開催の日が待ち遠しいです。 

 

・TakeからGiveへ

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ラ・サールの先輩方は、日本を引っ張っている人財ばかり。

 

ラ・サールにはラ・サールスピリッツという言葉があり、上下の繋がりがとても強く、先輩方から本当に様々な刺激を受けています。

 

本日もたくさんのお話伺いましたが、第一線のお話ばかりで、不勉強な自分は話についていけない場面もしばしば。

 

自分も、刺激を受ける存在から、刺激を人に与えられる人財になれるよう、精進していきたいと思います。