読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

震災復興と地方創生 〜元釜石市副市長が語る〜

勉強会

MS251_gareki-thumb-815xauto-12396.jpg
地域力おっはークラブにて、財務省、元釜石市副市長の方に「震災復興と地方創生」というテーマでお話伺いました。

ありがたいお話をたくさん伺ったのですが、今回は特に重要だと思った2点をまとめてみたいと思います。

・計画で自己満足しないこと
15032916-thumb-815xauto-19578.jpg
物事を進めるにあたり、しばしば生じる問題が、計画を作ることを目的とし、自己満足してしまうことです。

確かに、処々の事情を考慮し、論理的に一貫性を持った、「完璧」な計画を作る努力は一定程度評価しますが、

南ソーラーアグリパークの半谷永寿さんも以前おっしゃっていた通り、現場においては、全て計画通りいくはずがありません。
具体例をあげるとするならば、

地方公共団体においては、係員、係長、課長補佐、課長というように案がボトムアップ式で上がっていきますが、

端的に言えば、全員が拒否権を持っている状態です。

どこか一人が反対をすれば、その案はボツになり、実行されません。
物事を進めていくのは難しいのです。

論理的に正しい計画を作りさえすればよいという姿勢間違いであり、

現場でどのように実行していくか、上手くいかない場合、計画をどのように修正し、目的を果たすかということに尽力する必要があります。

・復興にヒーローはいらない
OHT94_noujyoutoaozora-thumb-815xauto-15803.jpg
嶋田さんは、「復興にヒーローはいらない。僕が東京に帰った後、僕のことなんか忘れて、自分たちで頑張っていけるような状態になることが大事なんだ。」とおっしゃっていました。

確かに、カリスマ的ヒーローがいなくとも、皆が自主的に動ける組織を作っていくことが最終的には重要であるということには深く同意します。

カリスマ的リーダーが存在するとき、全体としてのパフォーマンスは良くなりますが、

そのリーダーがいなくなってしまったら、全体のパフォーマンスは低下するからです。
人間は老いるため、いつまでもその人がリーダーを務められるわけではありません。

これまで、リーダーの指針に従うだけでで良かった人たちが、突如、路頭に迷ってしまいます。

ただ、自主的に動くという風土をもたらすヒーローは必要であると個人的には思います。

震災復興や地方創生において成功している事例を見ると、必ずキーパーソンのような存在がいるはずです。

現在の日本においては、元々自主的に動くという風土を持っていることは相当稀なのです。

私も、将来、皆を輝かせるという意味においてのヒーローになりたいと強く思った次第です。