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薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

当事者意識に根差した経営

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昨年の9月、復興塾の方に福島県川内村を案内していただきました。

様々なお話伺いましたが、特に印象に残ったお話についてまとめてみたいと思います。

・雇用数を確保するために生じた問題
東日本大震災により、仕事をなくしてしまった方が多数いたため、

雇用者数を確保するために、機械化できるところをあえて機械化しなかった企業が存在したというお話でした。

しかし、労働者が主に高齢の女性という状況だったため、

機械化されなかった作業が、大変つらく、仕事を辞めざるを得なかったそうです。

人手が減ったことにより、一人あたりの負担が増え、ますます辞めるようになり、

負の連鎖が起き、

現在では40%ほどしか稼働していないということでした。

・問題点
?当事者意識不足
現地の人たちの生活はどのようであるか、労働者としてどのような層が想定されるか

すなわち当事者意識が大変重要であると感じました。

このケースの場合は、労働者として高齢者の女性が中心であるということを想定することが重要でした。

確かに、画一的な基準や一般論を適用することは経営側としては楽ですが、

持続性に欠けるため、結果として経営が成立しなくなってしまいます。

?手段
働く人を増やすために、機械化できるところをあえて機械化しなかったということについて考えたみたいと思います。

機械化しなかったことにより、機械等初期費用の節約、経営が上手くいかなかったときのリスクマネジメントという意味では良かったのかもしれません。

ただ、高齢者の方が大変つらくなるような仕事をあえて残したというのは、賢明ではないのではないかと個人的には思います。

機械に任せるべき仕事は機械に任せ、人間でも出来る仕事や人間ならではの仕事を人間に回すべきであったのかなと思います。

大震災という普段とは全く特殊な状況での判断ですから、

部外者の私が口出しすることではありませんので、上記の意見はあくまで個人的な意見になります。

・参考
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EDAYA山下彩香さんがおっしゃっていた、経営の持続性は非常に重要なキーワードだと感じますね。(参考記事はこちら

持続性とは、常に念頭に置いておくべき概念なのかなと思います。