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薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

仮設住宅におけるコミュニティ問題

勉強会

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今回は、仮設住宅におけるコミュニティ問題に注目してみたいと思います。

・残された「弱者」問題
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仮設住宅に住む人々にとってはコミュニティというつながりは非常に重要です。
 
実際、人や地域とのかかわりが、復興の実感を高めるというデータも示されています。
(日本NPO学会「生活復興感と被災地における支援・受援関係:東日本大震災被災地いしきちょうさによる分析」2014年7月)

このコミュニティ醸成において、大きな役割を果たすのがリーダーの存在です。

しかし、このようなリーダー格の者は、経済的に自立できる方が多く、

戸建て、もしくは家賃を必要とする公営住宅に移住してしまうのです。

仮設住宅で暮らす人たちが減るように、全力を挙げて対策が行われていますが、

それまでの間、

リーダー格が抜けてしまったコミュニティをどのように醸成させていくかということが喫緊の課題となっています。

・対策例
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経済学部の授業にて、石巻市副市長の方にお話伺う機会があったため、上記の疑問をぶつけてみました。
現実問題としてなかなか解決困難な課題ではあるけれども、対策として以下の二点をおっしゃっていました。

? 一対一の対応
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保健師等が大きな役割を果たし、一対一同士での信頼を築いていき、コミュニティを徐々に作り上げていくというものです。地域包括ケアという概念も最近よく聞きますよね。

? スポーツ・芸術・音楽の力
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コミュニティを作り上げるにあたり、スポーツ・芸術・音楽の力というものは非常に効果的であるということでした。

石巻市では、マラソンを始め数多くの取り組みがなされています。

2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のキャンプ地誘致にも立候補しましたよね。

何をするにつけても、スポーツ・芸術・音楽に対するセンスというのは非常に大事だなと最近感じることが多いです。

新国立競技場での問題も、若者世代からすれば、何をやってるんだとあきれてしまいますが、

スポーツや芸術、そして音楽に対するセンスがゼロな「大人」にはなりたくないので、コツコツとセンスを磨いていきたいですね。