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薩摩の國から

地域づくりを中心に様々なテーマについてまとめていきます。

東京本州唯一の村、檜原村

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今日は、リディラバのツアーで檜原村に行ってきました!

・リディラバとは
リディラバとは、社会問題を取り上げたスタディツアーを展開している一般社団法人です。(リンクはこちら

「社会の無関心の打破」をミッションに掲げ、「世の中の個別の問題を解決する以上に、社会の人々の意識を高めることが根本的解決に近づく」という考えの元、多岐分野において社会的に十分に認知されていない問題を取り上げたスタディツアーを展開しています。

リディラバの運営の方達が友人や先輩に結構いるのですが、リディラバのツアーに参加するの初めてでした。

檜原村とは
檜原村(ひのはらむら)とは、東京都の多摩地域西部にあり、人口2233人(2015年2月)の
島嶼(とうしょ)部を除いた東京都の本州における唯一の村となっています。
電車とバスを用いて、自宅からわずか2時間半ほどで到着。

・過疎化、高齢化が進行
・コンビニが0軒
・公共バスが土日でも1時間に1本
耕作放棄地が増加

まさに最近新聞等で取り上げられている「地方」「田舎」という言葉を表している村。
祖父母の住む山川町も思い出されます。(山川町その1山川町その2

しかしながら、豊かな自然に囲まれ、心温かい人々が住むとても素敵な村です。

・三頭山荘
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まず初めに訪れたのは三頭山荘
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縁側に座り、水車を眺めていると、なんとも優雅な気持ちになりました。
本当にここは東京なのかと何度も自問自答しました(笑)

・91歳のおばあさんが農業を行っている畑
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その後、91歳のおばあさんが農業を行っている畑へ。

周りを山々に囲まれ、林野が9割を占める檜原村では、大半の畑が斜面に位置しています。

実際歩いてみると相当な傾斜でした。
おばあさんは背筋がピンとしていて、軽々と傾斜を歩いていきます(笑)

驚いたのは、生で野菜を食べると本当に美味しいということ。

無肥料無農薬だからこそなせる業ですね。

その後、この畑で採れた野菜を用いた料理を三頭山荘でいただきました。

・おいねめし
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檜原村でしか食べることのできない「おいねつるいも」は濃厚な味わいの美味しいじゃがいも。
地元で採れた「じゃがいも」、じゃがいもと並ぶ特産品の「こんにゃく」「季節ごとの食材」を楽しめるのが、檜原村の「おいねめし」なのです。

今回、このような形で「おいねめし」メニューが出来た経緯というのは、実は地域内経済循環の話に繋がってきます。

実は、檜原村には年間およそ30万人の観光客が訪れるとのことなのですが、

登山客等は、檜原村の外のコンビニで弁当を買い、檜原村ではお金を落とさず、ゴミだけ残して帰っていくということも多かったそうです。

「このままではいけない。なんとか檜原村でお金を落としてもらう仕組みを作らねばならない。」

ということで、生まれたのがこの「おいねめし」メニューなのですね。

ここで、おいねめしの特徴についてまとめてみます。

?地産地消
ほぼ100%、畑で採れたものだけを使用した料理です。
体に優しく、とても美味しかったです。
私たちが畑で採ったばかりのほうれん草やのらぼうも調理していただきました。

?各店で出している料理の食材は、各店が用意
各店は畑を持っていて、各店の畑で採れたものを料理として提供するとのことでした。
食材もメニューも違うため、色んな味を楽しむことが出来ます。

今日聞いたお話の中で印象に残っているのが、
「食材というのは、環境によって味が変わってくる。
だからこそ、一流のシェフは、この食材はここで採れたものを使うというこだわりがある。
一方で現代人は、均質化された条件の下で栽培された食材を用いることが多い。」

ということでした。

「ここでしか食べられないもの」というブランドはとても大きいなと個人的に感じましたね。

?食材についてのストーリーを知ることが出来る
「この食材は、あの場所でいつごろ栽培して収穫して・・・」というお話を伺うことが出来ました。
ただ単に食材を食べるだけでなく、その背景にどのようなストーリーがあるのか、誰が作っているのかというのを知ることが出来るというのはここまで魅力的なのかと実感しました。

東北食べる通信高橋さんがおっしゃっていることと相通ずるものがありましたね。(記事はこちら

次に訪れる際には、違う「おいねめし」を是非いただきたいと思いましたね。

コンビニで買うよりは少しだけ面倒で、値段も少し張るとは思いますが、それだけの価値はあると感じたので、この価値をどのようにして人々に広めていくかというところに課題がある気がしました。

「せっかく檜原村に来たのだから、おいねめし食べなきゃ」というレベルまでブランド化出来るといいなと思いました。

どのようなアプローチを採っていくかというのは本当に難しい問題ですが、まずは選択肢の一つとして「おいねめし」というものがあるということを知ってもらうことが重要なのではないかなんて思ったりもしました。

とても美味しいので、皆さんも是非訪れて、食べてみて下さいね!